茨城県感染症流行情報

INFECTIOUS DISEASE WEEKLY REPORT IBARAKI
2026年第29週
(07月13日~07月19日)
令和8(2026)年07月23日発行

2026年29週の動向
全数把握対象疾患 報告数
2類感染症:結核10件
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症6件
4類感染症:E型肝炎1件、レジオネラ症5件
5類感染症:侵襲性肺炎球菌感染症1件、水痘(入院例に限る)1件、多剤耐性緑膿菌感染症1件、梅毒4件、百日咳2件 
今週のコメント
<国内外での腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう>
腸管出血性大腸菌の診断月別報告数
茨城県内では第29週に6例の腸管出血性大腸菌感染症が報告され、2026年の累積報告数は33例となりました。腸管出血性大腸菌感染症は、例年、気温が高くなる初夏から初秋にかけて報告数が増える傾向があるため、今後注意が必要です。また、感染機会は国内に限らず、海外での感染が推定される症例も報告されています。 国立健康危機管理研究機構によると*1、特に韓国渡航に関連した症例が2023年以降増加しています。2018~2025年の韓国渡航症例の71%に、牛生肉等の喫食に関する記載がありました(ただし、感染原因と確定されたものではありません)。 夏休みに海外旅行を予定している方は、渡航先で生肉や加熱不十分な肉料理を避け、十分に加熱された食品を選びましょう*2。国内でも、食肉は中心部まで十分に加熱し、生肉用と食事用の箸やトングを使い分けるとともに、調理前や食事前、トイレの後には、石けんと流水で手を洗いましょう。 *1韓国渡航歴に関連した腸管出血性大腸菌感染症について, 2018~2025年|国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト(外部サイトへリンク)
*2夏休みに海外へ旅行されるみなさまへ/茨城県

上記の感染症は当院でも検査可能です。症状のある方はお問い合わせください。

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